防災の日と救急の日に学んだこと ― 子どもと一緒に体験するAEDの大切さ

9月1日の「防災の日」と9月9日の「救急の日」にあわせ、近くのショッピングモールで開催された防災・救急体験会に参加しました。子どもにとっても親にとっても、大切な気づきのある時間でした。


目次

この記事のポイント

  • 防災の日・救急の日には、親子で参加できる体験イベントが各地で開催されています。
  • いざという時に役立つAEDの知識は、触れる機会が少なかった世代こそ学ぶ価値があります。
  • 子どもの「やってみたい!」という気持ちが、家庭の防災意識を高めるきっかけになります。

9月は防災と救急を考える月

毎年9月1日は「防災の日」、そして9月9日は「救急の日」と定められています。この時期には、全国の自治体や商業施設などで、防災訓練や救急に関する啓発イベントが数多く開催されます。

日常生活の中で、防災や救急について家族で話し合う機会は意外と少ないもの。こうしたイベントは、親子で一緒に学び、備えについて考える貴重なきっかけになります。

ショッピングモールでAED初体験

先日、近所のショッピングモールで開催されていた体験会へ、5歳の息子と一緒に参加してみました。消防署の方々がブースを設営しており、応急処置の方法やAEDの体験コーナーがありました。

息子は、訓練用の人形や機械に興味津々。「これなあに?」と積極的に質問しながら、指導員の方に教わってAEDのパッドを貼る練習をさせてもらいました。実際に自分の手で触れるという経験は、ただ話を聞くよりもずっと記憶に残ったようです。

AEDってなんだろう?

AEDは「自動体外式除細動器」の略称です。突然の心停止が起きた際に、心臓に電気ショックを与えて正常なリズムに戻すための医療機器です。音声ガイダンスに従って操作するだけで、誰でも簡単に使えるように設計されています。

親世代こそ学び直しの必要性を痛感

実は、私自身もAED体験を希望したのですが、ちょうどお昼時でフードコートの席取りをしなければならず、泣く泣く断念…。しかし、この「体験できなかった」という悔しさが、逆に「ちゃんと学ばなくては」という意識を強くするきっかけになりました。

私たちの世代では、学校でAEDの使い方を体系的に学ぶ機会はほとんどありませんでした。いざという時に、家族や周りの人を助けられる自信は、正直ありません。今回のイベントを通じて、改めて学び直す必要性を痛感しました。

体験が「いざという時」のイメージを育む

子どもにとって、訓練用の機械に触れることは「自分も何かできるかもしれない」という具体的なイメージを持つことにつながります。学校や家庭で教える知識だけでなく、実践的な経験は何よりの学びです。

家に帰ってからも「あの機械、すごかったね!」と、家族の会話が弾みました。子どもの体験が、家庭全体の防災意識を高める素晴らしいきっかけになってくれたと感じています。

まとめ:知識を行動につなげる体験を

防災や救急の備えは、「知っている」という知識だけでなく、実際に「やってみる」という体験が何よりも大切です。今回の学びをまとめました。

  • 体験が大切:防災や救急は「知識」だけでなく「体験」することで、いざという時の行動につながります。
  • AEDは怖くない:AEDは誰でも使えるように設計されています。一度でも触れた経験が、大きな安心感になります。
  • 子どもは防災の入り口:子どもの体験をきっかけに、家族で話し合う時間を持つことが、家庭の防災意識を高める第一歩になります。

お近くでイベントが開催されていたら、ぜひ親子で参加してみてはいかがでしょうか。

参考資料

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