【AI思考術】日記は「読み返さない」のが正解。音声ファイルをそのままNotebookLMに放り込む理由


目次

はじめに:NotebookLMで日記を書く時代がやってきた

最近、YouTubeなどで「NotebookLMで日記を書く」「AIに壁打ちをする」という活用術が流行り始めていますね。

実はこれ、私が半年ほど前にブログで紹介した「NotebookLMで始める『壁打ち日記』」と全く同じアプローチなんです。「ようやく時代が追いついてきたかな?」と少し嬉しくもあり、同時にAI活用の定石として定着してきたことを実感しています。

ただ、最近の発信を見ていると、多くの人がまだ「綺麗にテキスト化してから保存」しようとしているように感じます。

結論から言うと、私は「音声ファイルをそのままNotebookLMに突っ込む」派です。

文字起こしの手間が面倒だからではありません。「未来のAI(Gemini)の方が、今の文字起こしツールよりも賢くなるから」です。

今回は、2026年現在の私の「最強のAI布陣」と、あえて振り返らない日記術について、その理由を深掘りしてみます。


日記の目的は「記録」ではなく「脳のデトックス」

そもそも、なぜ日記を書く(話す)のでしょうか?

私の答えはシンプルで、「忘れるため」です。

「あのアイデア、なんだっけ?」「今日のモヤモヤ、どこかに吐き出したい」——こうしたノイズを脳内に留めておくと、新しい思考の邪魔になります。だからこそ、外部メモリ(AI)にすべて吐き出して、脳を空っぽにする。これこそが「壁打ち日記」の最大の効能です。

人間がいちいち過去のログを読み返す必要はありません。「検索できる」という安心感さえあれば、その情報は忘れてしまっていいのです。

紙のメモだと「どこに書いたか」すら忘れてしまいますが、NotebookLMならPro版で1ノートブックあたり最大300ソースまで登録可能。さらにノートブックも最大500個まで作成できます。

「2025年の私、何を考えていた?」と聞けば、AIが勝手に私の思考の変遷を物語にしてくれます。振り返りはAIの仕事であり、人間の仕事ではないのです。


なぜ「テキスト化」せず「音声ファイル」のまま保存するのか

多くの人は、容量や検索性を気にして、音声を一度テキストに変換してから保存したがります。

ですが、私はあえて生の音声データをそのままNotebookLMにアップロードしています。

理由は、AIモデルの進化に賭けているからです。

今のGeminiでも音声認識は優秀ですが、半年後、1年後のGemini(あるいは次世代モデル)は、テキスト情報だけでなく、以下のような「非言語情報」まで解釈できるようになる可能性が高いと考えています。

  • 声のトーン(自信があるのか、迷っているのか)
  • 間の取り方
  • その時の感情の起伏

今の技術でテキスト化してしまうと、そういった「情報の解像度」が落ちてしまいます。テキストになった時点で、多くのニュアンスが削ぎ落とされてしまうのです。

「原液」のまま保存しておけば、将来AIが賢くなった時に、より深いインサイトを引き出せる。

これは一種の「未来への投資」と言えます。「あの時の音声、実はこんな感情が含まれていましたよ」と、未来のAIに教えてもらう楽しみを残しているわけです。


個人開発者の「最強のAI布陣」2026

「これだけAIを使っているなら、最上位プランを契約しているんですか?」と聞かれることがありますが、実はそうではありません。

現在、私は以下の構成で運用しています。

Google AI Pro(年間プラン):母艦

NotebookLMでの大量リサーチと、2TBの倉庫として使用しています。

Google AI Proは月額2,900円(年額34,800円)で、最新のGeminiモデル、NotebookLM in Pro、2TBのクラウドストレージがセットになっています。NotebookLM単体で考えても、300ソース×500ノートブックという膨大な容量を確保できるため、コストパフォーマンスが最強です。

Claude Pro(または Max):クリエイティブの仕上げ担当

コード生成や文章の「ノリ」が合うため、ここぞという時に活用します。Claude Proは月額$20(約2,900〜3,200円)で、Opus、Sonnet、Haikuなど全モデルにアクセスできます。


個人なら「Pro」で十分な理由

Google AI Ultraには30TBのストレージや高度な推論機能(Deep Think)といった魅力がありますが、個人レベルのブログ運営や開発であれば、Proで十分お釣りが来ます。

経営者が人件費削減としてフル課金するのは合理的ですが、個人ツールとしては少々オーバースペック気味です。

むしろ、Googleの「物量(インフラ)」とClaudeの「質(知性)」を使い分ける方が、AIモデルの質が変動しやすい今の過渡期において、最もリスクヘッジが効いた運用だと感じています。

ChatGPTのノリが合わない、と感じている方にも、この「Google × Claude」の組み合わせは非常におすすめです。


まとめ:何もしない管理こそが、最高の効率化

「フォルダ同期機能が欲しい」「自動化したい」という声もよく聞きますが、300ソースまで入る巨大なバケツ(ノートブック)があるなら、細かいフォルダ分けなど不要ではないでしょうか。

  1. 思いついたことを喋る(録音する)
  2. そのまま音声ファイルを放り込む
  3. あとは忘れる

時系列や分類は、必要になった時にAIにやらせればいいのです。

この「何もしない管理」こそが、AI時代における最も人間らしく、かつ効率的な時間の使い方なのかもしれません。

みなさんも、綺麗な文章を書こうとせず、生の声をそのままAIに預けてみてはいかがでしょうか。


参考文献・出典一覧

関連記事(内部リンク)

外部リンク


最終更新:2026年1月28日

※本記事の料金情報は執筆時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次